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愛知県扶桑町「パン屋 二兎」の自家製酵母パンが最高に美味しい!購入したパンの紹介と実食レビュー

パン屋 二兎-アイキャッチ

愛知県丹羽郡扶桑町にある「パン屋 二兎」は、自家製酵母と国産小麦を使って焼き上げるハード系パンを提供する、ちいさなパン屋さん。

偶然見つけたお店のInstagramで投稿される美味しそうなパンの写真に、すっかり心を奪われてしまいました。1週間ほどInstagramを拝見し続けて、とうとう行ってみることにしたのが、2020年6月20日(土)

すると、お店も素敵だったのですが、パンが本当に美味しくて!!

無骨なルックスとは裏腹に、もっちりやわらかな生地。
噛めば噛むほどじんわりひろがる小麦の味。
決してリッチ系ではないそのパンたちは、シンプルであるからこそ、毎日でも毎食でも食べたくなる美味しさ。

夫とともに感嘆の声をもらしつつ、夢中で食べきってしまいました。
そしてなんと翌週、予約したうえで、6月27日(土)に再訪。夫婦そろって二兎さんのパンに惚れてしまいました…。

この記事では、お店の様子と購入したパンについて、はりきってシェアさせていただきますね。
もしも訪れることができる距離にお住まいであれば、ぜひ!

※店内の撮影は許可を頂いています。

「パン屋 二兎」のお店の様子と駐車場について

パン屋 二兎:店の正面

「パン屋 二兎」があるのは、愛知県丹羽郡扶桑町の住宅地の中。
店のご主人のご実家を改装して作られたお店で、通りから見たその外観からはお店だと気付く方の方が少ないでしょう。

道を1本中に入るとやっと、お店の顔が伺えます。
ポーチライトとその下の看板(屋号を掘った陶板)で、辛うじてお店かな?とわかります。

パン屋 二兎:ポーチライトと看板

店内はこじんまりしていますが、内装とインテリア、そしてパンの陳列が素敵です。

パン屋 二兎:店内の様子

無骨な見た目のパンと、古木のようなテーブルやウッドトレイといった、自然素材の雰囲気がピッタリ合っていて、本当に雰囲気ある空間です。(壁も漆喰!)

陳列されているパンは、各種類1つだけ(キッシュはホールで置かれていました)。
店内にいらっしゃる店員さん(奥様です)に欲しいパンを伝えると、奥の厨房から持ってきてくださいます。

こるり

注文は入店順に聞いてもらえるので、順番が来るまではパンを眺めて待ちましょう!

パン屋 二兎:パンの陳列

実物が置いてないパンがあったのなら、恐らく完売したのでしょう…。残念。

夫くん
夫くん
2回目に伺ったのは開店1時間後の11時でしたが、開店と同時に行った日に比べて、置いてあるパンの種類は3分の2ほどでした。

なお、店内が広くないこともあり、パンを見るためのスペースの余裕を考えると、入れるのは大人4人ほど。そのため、外に行列ができやすいです。
もしも来店して外に行列ができていても驚かず、最後尾に並んで少しだけ待ってくださいね!

駐車場は、お店の前に3台分のみ。
店横の道路は細い割にそれなりの交通量ですし、店前の道路は農道で細いです。さらに周りは民家と畑ですので、駐車できない場合の車内待機役と&並び役、2人で行くのがよさそうです。

予約注文・取り置き可

InstagramアカウントFacebookページなどで明示はされていないのですが、電話での予約注文、取り置きが可能とのこと。
電話番号など詳細は、当記事の最後に記載しましたので、ご参考に。

開店から間もない時間は、接客に忙しく電話に出られないこともあるそうですが、12時過ぎであれば恐らく大丈夫です、と教えていただきました。
リピートするときは、予約しておくのが確実ですね!

購入したパンの紹介と食べた感想・レビュー

では、さっそく!購入したパンの紹介です!

※再訪し初購入したパンがある場合は、随時追記していきます

ハードトースト

パン屋 二兎:ハードトースト

ハードトースト
1本:400円(税抜)、1/2本:200円(税抜)

購入したのはハーフサイズ。
横から見て、幅10cm、高さ11.5cm、奥行9cmほど。決して大きくはありませんがずっしりと重さがあります。

陳列に添えられた説明によると、材料は、小麦粉・水・塩・自家製酵母のみ。

購入翌日にトーストして食べましたが、驚くのはその柔らかくももっちりした食感!そしてシンプルな材料だからこそじんわり感じる、素朴な小麦の味。

リッチなパン(バターや砂糖ををふんだんに使ったパン)に慣れた人にはそっけなく感じるかも知れないのですが、私はこういうの大好きです。

余談ですが。

以前、別のパン屋さん(ハード系の品揃えの店)で購入したハードトーストは、トースターで焼くと、クラスト(パンの外側、皮の部分)もクラム(パンの中身)も、バゲットをトーストしたのと遜色ないほどのバリバリ食感だったのです。

そんな経験があったからこそ、同じ「ハードトースト」でもこんなにちがうのかと、とても驚きました。

豆知識

ハードトーストとは?
バゲットと同じ材料構成の生地を、食パン型に入れて焼いたパンの総称。

丸パンチョコ

パン屋 二兎:丸パンチョコ

丸パンチョコ
150円(税抜)

シンプルな丸パンに、ダークチョコが混ぜられたパン。大きさは、直径約10cm。ずんぐりとした存在感があります。

チョコ大好きな夫がこれを欲しがらないわけがなく…(笑)
溢れんばかりに混ぜられたチョコに、ご店主の心意気を感じます^^(チョコ好きの気持ちをよくご存じで…!)

割ってみると、中にもチョコがふんだんに…!ご主人、チョコ好きの気持ちを(以下略)。

パン屋 二兎:丸パンチョコを割ってみた

こちらのパンも、むっちりもっちり。
咀嚼しているときなどは、思わずベーグルを連想してしまいました。見た目はこんなに無骨なのに!なんてツンデレなの…!

ああ。チョコとパン生地が奏でるハーモニーは、幸せ以外の何物でもないですね。

使用されているチョコはダークチョコだと書かれていましたが、ダークチョコ特有の苦みを感じない不思議なチョコでした。お子様でもまったく問題ないと思われます。

とにかくこの、ケチケチしないチョコの量が素晴らしいです!ご主人、チョコ好きの気持ちを(以下略)!!
このパンが150円(税抜)とは信じられません。250円でも、いや、300円でも買う価値があると思います!

フロマージュ

パン屋 二兎:フロマージュ

フロマージュ
1個:600円(税抜)、1/2個:300円(税抜)

使用しているのは、バゲットと同じ生地、そしてゴーダチーズとのこと。夫曰く、「チーズが爆発したパン」(笑)。
初訪問時にハーフサイズ、再訪時にはフルサイズを購入しました。

フルサイズの大きさは、約25cm×14cm(最長部で計測)。フルサイズはごろんと大きいです。

ハーフサイズを買ったときの断面はこちら。

パン屋 二兎:フロマージュの断面

チーズがたっぷり!そしてこのチーズ、とっても美味しかった…!
口の中でもぐもぐしていると、シンプルな味わいで柔らかなパン生地と、じゅわっと旨味溢れるチーズの油脂がドッキングして、超絶ハッピーです。チーズ好きには堪りません。

チーズの表面に少しだけ油が浮いてくる程度にリベイク(温め直し・焼き直し)して食べると、よりチーズの旨味が楽しめます。

こるり

わが家のリベイクは、バルミューダのトースターでスチームを使用して行っています。

豆知識

フロマージュとは?
「フロマージュ」はフランス語で「チーズ」の意味。
「フロマージュ」を含む名前がつけられているパンは、チーズを使用(包んだり混ぜたり)したものであることが多い。

チェリーとチョコ【季節限定】

パン屋 二兎:チェリーとチョコ

チェリーとチョコ
580円(税抜)

その名の通り、チェリーとチョコが練りこまれたもの。これはカットされた状態での販売でした。よく見るとクルミも入っています。

チョコのほんのりした甘みが、半生状態のチェリーの甘酸っぱさを際立てていました!
さらに、ペタッとしたチェリーの食感とは対局な、クルミのカリッとした歯触りも、咀嚼時のポイントになっています。

一切れといってもとても大きくて(計測忘れました)、お腹の満足度は高いですよ~。過去のInstagram投稿を拝見していると、春〜夏の季節商品のよう。フルーツ好きな方におすすめです!

クロワッサン

パン屋 二兎:クロワッサン

クロワッサン
240円(税抜)

大きさは約15cm×10cm(最長部で計測)。
添えられた説明には、熟成に重きを置いたとの言葉がありました。

パン作りなどしたことのない私には、その熟成がすでに「?」ですが、このクロワッサンがとても美味しいことはものすごく分かったのです!

今にも崩れそうに繊細な表皮と美しい層が織りなす小宇宙。それがクロワッサン。

頂くときはリベイクし、表面をパリッとさせました。かじりつくとサクッと音が鳴り、空気を含んでふわっと柔らかな中の生地が歯を包み込みます。

昨今はリッチな(バターをふんだんに練りこんだ)クロワッサンが人気かと思われますが、二兎さんのクロワッサンはとても軽快で、ほんのりとした甘みです。

胃にズシンとくる重さがなく、歯触りも心地よいので、いくつでも食べられそう。

キッシュ【季節ごとに味が変わるよ!】

パン屋 二兎:キッシュ

キッシュ
300円(税抜)

ホールが12等分にカットされていて、1カットずつの販売です。サイズは長辺が10cmほど。

またしても過去のInstagram投稿を拝見していると、季節によって載せる材料が違う様子。6月末に初めて購入したキッシュは、夏野菜であるズッキーニがちょこんと載っていました。

正直に申し上げますと、わたくし、今のところではありますが、これが一番好きです♡パンじゃないんかい!という突っ込みは、甘んじて受け入れます(笑)。

ですがこれ本当に美味しくて!!!!

パイ生地はもとより、その卵液(アパレイユ)の美味しさと言ったら…!
いままで色々なお店で食事をしてきましたが、キッシュで言うと、二兎さんのこのキッシュが群を抜いて美味です。

パン屋 二兎:キッシュの断面

じっくりソテーされた玉ねぎの甘みがむわーっと口中に広がり、ぷるぷるさを残した焼き上がりの卵液が、玉ねぎの甘さにとろりと絡みつきます。

そして底と縁にめぐらされたパイ生地。
底のパイ生地は卵液の水分を吸ってやや硬くホコッとした食感に変化し、縁の生地はざっくりした食感のまま。
とろぷる卵液とこの生地を一緒に咀嚼し味わうと、口の中はパラダイスです。パラダイス銀河なのです。はぁ、幸せ。

ズッキーニの季節が終わったら次はどんなキッシュになるのか、今からとても楽しみです。

9月上旬:小松菜・かぼちゃ・玉ねぎの味に!

9月上旬にキッシュを購入したところ、「小松菜・かぼちゃ・玉ねぎ」のキッシュになっていました^^その前(7月~8月)は、茄子でしたよ!

パン屋 二兎:9月のキッシュ

チャバタ

パン屋 二兎:チャバタ

チャバタ
250円(税抜)

大きさは、約24cm×10cm。ペロンと平らで長方形です。

実のところ、「チャバタ」なんて初めて聞くので、どんなパンなのかよくわからず買ってみました(笑)。ワクワクです。

手にすると、見た目を裏切るふんわりした柔らかさと軽さに驚きました。
カットしてみた断面がこちら。

パン屋 二兎:チャバタ断面

気泡が!すごーーーい!バゲットみたいです!!軽かったのは気泡がいっぱいだったからなのだと理解。

食べてみると食感が軽い!”もっちり”よりは”しっとりふんわり”した柔らかさで、トーストしてみてもそれは変わらず。

大きな気泡がたくさんあるせいで、いい意味で噛み応えがない、という、なんとも不思議なパン!ふむふむ。これが、チャバタか。

調べてみると、サンドイッチにするのがよさそうです。残りは何か挟んで食べてみようと思います!

豆知識

チャバタとは?
イタリア北部生まれのパン。「チャバッタ」とも言う。
水を大量に加えて生地をつくり、気泡が出るように焼きあげる。塩を混ぜたオリーブオイルに浸すようにして食べるのが一般的。

コーンパン【季節限定】

パン屋 二兎:コーンパン

コーンパン
240円(税抜)

夏の限定として販売されているのがコーンパン。
大きさは直径13cmほど。

お店の畑(ご店主のお父様の畑という記載を拝見した記憶…)で収穫されたトウモロコシがふんだんにはいったパンです。

収穫の有無によって、販売がされたりされなかったりするようです。季節のお野菜を使っているパンならではの「出会えたらラッキー!即買い!」のワクワクが楽しめますね^^

ふんわりした生地にコーンのシャキッとした歯ごたえが際立つ、とってもシンプルなパンです。

栗とナッツのバトン

パン屋 二兎:栗とナッツのバトン

栗とナッツのバトン
580円(税抜)

ひょろっと細長い「バトン」の名の通りの見た目。
長さは約35cmほど。

お値打ちな二兎さんのパンの中ではややお高めな値段設定ですが、それもひとかじりすると納得。

パン屋 二兎:栗とナッツのバトン断面

生地の中には、栗(マロングラッセ)とナッツ2種(くるみ・マカダミアナッツ)ががギュッとつまっていました。

見た目の無骨さ通りのやや硬めの歯ごたえですが、噛めば噛むほどマロングラッセの旨味が口中に広がります。
生地のほのかな酸味とマロングラッセの甘みのバランスが絶妙で、口に入る栗の量次第でそのバランスがシーソーのように揺れ動いて楽しい!

なんとも癖になるパンです!1人で1本、ぺろりと食べてしまいますね、これは。

クランベリー

パン屋 二兎:クランベリー

クランベリー
250円(税抜)

その名の通り、クランベリーが練りこまれたパン!

写真を見ていただくとお分かりかと思いますが、大きな粒のクランベリーが惜しみなく入っています。
チョコパンでもバトンでもそうですが、二兎さんのパンはフィリング(でいいのかな?)の量が本当に多い!惜しみなく入れてあるので、食べる側にとってはとっても嬉しいです。

このクランベリー、とっても甘酸っぱくて美味しいです。小ぶりなパンですが満足感大!

バゲット

パン屋 二兎:バゲット

バゲット
290円(税抜)

パン屋さんの定番のひとつ、バゲット。もちろん二兎さんにもあります!

しっかり焼き色が入った渋い紳士のような見た目。かじるとその焼き目の苦みがほろりと広がります。生地はとても柔らかくてもちっとタイプ。

トーストしたりサンドイッチにしたり、アヒージョでオイルに浸したりと、シンプルだからこそ何にでも合わせられます!

さいごに

パン屋 二兎:お店の案内カード

偶然見つけたお店「パン屋 二兎」。
2018年12月に開店したばかりの若いお店なのですが、開店待ちの行列や、たくさんの予約注文がはいる、大人気店。

その理由は、パンの美味しさだけでないと感じます。

お店の佇まい、ひいては店主の佇まいが、本当にパンへの愛に溢れていて、それが、パンを通じて食べた人に伝わるのだと思います。

さらに、愛情は価格設定にも現れていて。
パンを紹介するために改めて価格を確認したのですが、お手頃な価格であることに驚きます。

地域に根付き、地域に愛されるお店にしたいというご主人の思いが、こういった形でも現れているのだと思うと、ますますリピートしたくなってしまうのでした。(地域の住民ではないけれど)

「パン屋 二兎」詳細

  • 店名:パン屋 二兎
  • 住所:愛知県丹羽郡扶桑町高雄堂子19番地
  • TEL:0587-75-1273
  • 営業時間:10:00~16:00(なくなり次第終了)
  • 定休日:日曜日、月曜日(その他臨時休業日あり)

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こるり

駅周辺という立地ではないので、車でのおでかけがおすすめです。