長崎で醤油・味噌などの調味料を販売している、チョーコー醬油というメーカーをご存知でしょうか?
スーパーの調味料売り場で見かける「ゆず醤油 かけぽん」を製造しているのが、チョーコー醬油です。また、長崎皿うどんにかけるソースとして有名な「金蝶ソース」もそう。
▲左:ゆず醤油 かけぽん、右:金蝶ソース
実はわたし、そんなチョーコー醬油さん(以降、チョーコーさん)の麦みそ(生)がとてつもなく大好きで、リピート買いしています。
ということで今回は、そんな麦みそ(生)について。
生味噌は、無添加・非加熱で麹菌が生きている
少しだけ、生味噌について説明させてください。(これ知っておかないと続く話が分かってもらえないの…)
わたしが愛してやまないのは、チョーコーさんの「麦みそ(生)」なのですが、「生」っていうのは一般的な味噌と何が違うのかというと。
麹菌の働きを止めるための
- 酒精(アルコール)の添加
- 加熱殺菌処理
を行っていない味噌のこと。
文字通り、麹菌が生きている味噌なのです。
チョーコー醬油・麦みそ(生)の量り売りに出会う
わたしがチョーコーさんの麦みそ(生)に出会ったのは、頻繁に伺う酒屋さんでした。
その酒屋さんは、お酒だけではなく店主こだわりの食材や調味料を置いているのですが、2年ほど前に、チョーコーさんの社員さんがいらして味噌を量り売りするというイベント日に、偶然伺いました。
お出汁も使わず麦みそ(生)だけでつくったトン汁と、お酒のツマミにピッタリな豚みその試食をさせていただき、その美味しさにハートを撃ち抜かれて即購入。
それ以降、わが家で使うみそはこの麦みそ(生)だけになりました。
この量り売りは流通させるためのパック詰めとは違い、ギュッと押さえて詰めていないため、それだけでも風味が変わってくるんだとか@対応してくれた社員さん情報。
麦みそ(生)を写真で紹介
上の写真の左側に積み上げられたパックが、味噌です。
パックはこんな感じ。(一晩冷凍庫に入れていたのを出した状態)
原材料は、 はだか麦と大豆、食塩のみ!
味噌をアップにすると、麦・大豆のつぶつぶ感が見て取れます。
麦みそ(生)の魅力を語る
残念なことにわたしは、料理人のような繊細かつ超人的な味覚を持ち合わせていません。
そのため実際のところ、生味噌だからどうとか、麦味噌だからどうとか、しっかり比べて食したこともないのでわかりません。
ですがとにかく、このチョーコー醬油・麦みそ(生)がとっっても美味しいことはわかるため、魅力を端的に述べてみます。
魅力その1/口の中にほんのりひろがる甘みがクセになる!
麦味噌の特徴とされる「甘み」ですが、それが本当にウマイ!
ほんのりした甘みでしつこさもなく、この甘みを味わいたいがために、無駄に味噌汁が作りたくなります。
魅力その2/風味がいい
何て説明したらいいのかわかりませんが、本当に風味がいいです。
味噌汁を飲んだ後の雑味がないというか…、するっと喉に入っていく感じがします。無添加であることが関係しているのでしょうか…?
魅力その3/塩分が少ない
諸事情で、別のみそ(こうじみそ)を使って味噌汁を作ることになったのですが、使用した味噌の量は同じなのに、そのしょっぱさの差に本当に驚きました。
これまた麦みその特徴でもある塩分の低さは、健康面でも後々影響してきそうです。
余談ですが/わが家の出汁は「久世福商店・風味豊かな万能だし」
余談ですが、わが家の出汁は「久世福商店・風味豊かな万能だし」。コストコでお得に購入しています。
パックになっていて煮出して使うのですが、わたしは袋から出して煮出し、粉もろとも食べちゃいます。なんだか粉が残っちゃうのもったいないな~なんて思ってしまって…。
この出汁もとっても美味しいので、2つのコラボで味噌がより一層美味しく感じるのかも?と思っています。
麦みそ(生)のおすすめ料理
鶏そぼろ味噌汁
わが家で愛用しているヨシケイのメニューのひとつでしたが、たいそう美味しく、リピートしています。具材は、鶏ひき肉、大根、ニンジン、ニラだけ。
鶏からでる出汁と脂が麦みその甘みを引き立ててくれて、味噌を楽しむために味噌汁だと思っています。
https://twitter.com/koruri130/status/1098878204989734913
豚みそ
初めて麦みそ(生)を購入した時に試食させていただいたメニュー。
レシピをもらったので、夫に作ってほしいと言われていますが、まだ自宅では作っていません(笑)。
材料
- 豚コマ:150g(粗みじんにする)
- 生姜:150g(すりおろす)
- にら:1/2束(みじん切り)
- 麦みそ:360g
- きび砂糖:100g
- ごま油:大さじ1.5
作り方
- フライパンにごま油を熱し、豚コマ→生姜→にらの順でいためる
- 火が通ったら、麦みそ→きび砂糖を加えて混ぜ合わせる
- すくい上げた時に、ぽってりおちるようになったら出来上がり
生味噌は冷凍保存で1年保存が可能
初めて購入した時、自宅にはまだ別の味噌が残っていたので迷っていたのですが、冷凍保存で1年持つと教えていただきました。
生味噌なので、普通に保存しておくと熟成が進んでしまうのですが、冷凍庫であればそれが止まるとのこと。また、味噌は冷凍しても硬くならないため、使用の際も通常の保存時と変わらない使い方ができるというのです。
前回購入分は、無印のホウロウ容器に入れ替えて、冷凍庫で保存しています。
ホウロウ容器に入れておくと、ガラス質であるホウロウ容器そのものが冷えているため、料理中に冷凍庫から出しても、急な温度変化が少なく済み、味噌の品質の急変も防げるかな?と思っています。(もちろん、使用後は速やかに冷凍庫へ戻す前提です)
市販品だと「無添加長崎麦みそ」
量り売りは検索しても愛知の酒屋さん1件しかヒットせず、チョーコーさんの公式サイトでも何も展開されていないので、小売店が独自に働きかけて開催しているようです。もしも麦みそ(生)が気になった場合は、市販品を購入してもらうしかなさそうです(;^_^A
麦の種類などから判断すると、同じ商品は「無添加長崎麦みそ」かな。
さいごに
本当に美味しくて大好きなこのお味噌。
今後もずっとリピートしていこうと思っています。
いつまでも、酒屋さんで購入できるよう、イベントを継続してもらいたい…!!

