平成最後の夏は未曾有の災害ラッシュとなり、名実ともに歴史に残る夏になった感があります。
相次いで関西で起きた地震と台風被害、北海道の地震、そして何より、地元岐阜での洪水被害。どの被災者皆さまにも、早く平穏な日々が訪れることを心からお祈り申し上げます。
さて、そんな自然災害が続くとやはり、自宅や自分自身の災害対策を改めて考えてしまうものです。
そこで今回は、我が家の備えの中でも「夜の就寝時に災害が起きて電気が使えない状態になった」ことを想定した備えを、ひとつ紹介しようと思います。
真っ暗な中で頼れる明かりが、どこにあるかすぐわかり、電池切れになる心配がない、という防災具です。
夜間の備えにピッタリ!「ここだよライトS」
備えているのは、ピオマの「ここだよライトS」という商品です。
画像参照元:ここだよライトS|防災ライト・足元灯・常備灯ならピオマ
どんなライトなのかを簡単に言うと
- 普段はコンセントに挿しておく
- 停電や地震に反応して光る
- コンセントから抜くと懐中電灯として使える
という3点が特徴。
メーカーも動画まで作成している力の入れようです!
この動画を最後まで見れば、わたしのこのレビューを見る必要がない充実ぶり!
わが家が採用を決めた特徴は4つ
夜に何かしらの災害が起きた場合、灯りがあることは、とてつもなく大切です。そこでわが家で採用したのが、この「ここだよライトS」でした。
細かな特徴は、公式サイトでも細かく7項目の説明がされています。
公式サイト▷ 特徴 – ここだよライトS|防災ライト・足元灯・常備灯ならピオマ
中でも、わたしが災害対策としていいなと思った項目は以下の4つです。
1.震度4相当以上の地震が起こると自動でライト点灯!
地震の揺れを検知してから、10分間光り続けます。また、光ることでライトの場所を知らせてくれます。
2.停電が起こると自動でライト点灯!
急な暗闇でも慌てないようにライトが部屋を照らします(10分間)。
3.コンセントから外して携帯灯(懐中電灯)として持ち出せる。
コンセントから外した後、約6時間使用可能(満充電時)。
※電池の劣化により点灯時間が短くなる場合があります
4.電池切れの心配がない。
充電式なので、日頃からコンセントに挿しておけば、電池切れの心配はありません。
特に、
- 光ってどこにあるか教えてくれること
- そのまま懐中電灯として使える
のが魅力的。
6時間というのは、長時間の停電やその後の活動時間を考えると決して充分な時間ではないと思います。
ですがわたしがこのライトに求めるのは、暗闇の中でも寝室からの移動を可能にすること。
階下にいけば、より明るいランタンもあるし、蓄電池もある。(室内が無事ならね(^_^;))
だから、このライトはつなぎです。その目的のみといっても過言ではない。
繰り返しますが、
このライトがあることで、”真っ暗で状況がわからず寝室から安全に移動できない”という事態を防ぎたいのです。
なので、
- どこにあるのかわかること
- 確実に灯りを手にすることができる
というのが重要。そしてこれで十分なのです。
「ここだよライトS」のスペック
公式サイトにしっかり記載されていますが、転載しますね。
形式 | UGL3 |
---|---|
定格電圧 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 0.4W |
内臓電池 | ニッケル水素充電池 電池寿命:約 3 年 |
充電時間 | 約 48 時間 |
点灯震度 | 4相当以上 |
点灯時間 | 地震時:約 10 分 停電時:約 10 分 消灯後の足元灯:約 30 秒 |
サイズ | H96mm × W62mm × D32mm |
重量 | 約 120 g |
使用温度範囲 | 0~40° |
JANコード | 4582267470148 |
※寿命とは48時間充電後に点灯させても、点灯時間が短くなったり点灯しなくなる事です。
※記載内容は2015年6月現在のものです。
※コンセントに挿さずに1年以上放置しないでください。(充電容量の減少につながり、連続点灯時間が短くなります。)
※電池の劣化により点灯時間が短くなる場合があります。
※この製品の外観および仕様は改良のために予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。
以上全て、製品仕様 – ここだよライトS|防災ライト・足元灯・常備灯ならピオマより引用
写真と動画でレビュー
ということで、わたしのブログ恒例(笑)、細かすぎるレビューです。
大きさと設置した状態
わたしの手に載せるとこんな感じ。
なお、わたしの手は小さい方です。
中学1年生とそう変わらないぐらいかな。手首から中指先までが約16センチです。(わたしは小4で成長が止まった…)
裏面にはスペックが書いてあります。ピンぼけしてますが…。
コンセントに挿した状態
色もデザインもスッキリしているので、変に主張していないのがいいです。
わたしとしては、エネループの充電器を挿してるぐらいの感覚です。
厚みもそんなにないので、邪魔になることはないと思います。
光の感じも撮影してみました。
これ、うまく伝わるかわかりませんが、わりと明るいです。
光の種類としては、先の方まで照らすというより、全体的に柔らかく照らす感じですね。
室内の一時的な移動には支障ないと思いますが、たとえば避難所に移動する時にこれで大丈夫かと言われたら、若干の不安はあります。
やはり、つなぎとして考えるのが妥当です。
実際に揺らして光らせてみた
このライト、地震を検知して自動で光るのですが、その様子も撮ってみました。
横から指でトンッと押すと反応します。
そして、本体真ん中のスイッチ的な部分を押すと、消灯。(逆に、押して光らせることもできます)
これは、本体の中に揺れを検知する仕組みがあるようです。本体を振ると、カラカラ音がします。
まとめ
夜に災害が発生してしまった場合、灯りの確保は重要事項です。
このここだよライトSは、その初期で役立つものだと思って導入をしました。
夫とわたし用のふたつ。
寝室のそれぞれ足元のコンセントに設置してあり、夫にも説明済みです。
当然、これが活躍する日なんてこない方がいいのですが、もしきてしまったそのときは、心強い味方になってくれると信じています。
さいごに
様々な災害対策があるなかの、ほんのひとつを、紹介してみました。
わたしも現在、自宅の災害対策について見直し中なので、同じく見直し中の方の参考になればと思います。
もうひとつの対策として準備しているもので、いまTwitterで話題の、マキタのUSB用アダプタについても書きたいと思っています。
▼これ。
災害時のモバイルバッテリーは大容量20100mAhのAnkerが最強だと思ってたけれど
マキタなら電動工具用1860バッテリーとUSBアダプターでiPhoneを12回急速充電して、空バッテリーがたったの40分で充電できるソリューションが組めます
一方、AnkerはiPhoneを7回急速充電してバッテリー充電は10時間以上です pic.twitter.com/OOzA7fsChk— わは~♪ (@owatawaha) September 7, 2018
ではでは。