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2回目の視野検査と点眼薬の処方【緑内障治療記 #2】

緑内障治療記2-アイキャッチ
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以前の投稿で、緑内障ほぼ確定であることを書きました。

眼科でもう一度視野検査受け、その後に治療を開始しようと言われたのですが、2度目の視野検査を受けてきました。
今回はそのことを書こうと思います。

緑内障治療記#1-アイキャッチ
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眼科を変えました

先の投稿にも書いていますが、緑内障の疑いを発見してくださった眼科には通わないことに決めました。医師の対応がとにかく事務的で冷たく、今後長くお世話になる気になれなかったからです。

緑内障の基本的な治療は、点眼薬をさすことです。

確かに、目薬を処方してもらうだけだから、どこでもそんなに変わらないのかもしれません。
ですが、言ってもわからないだろうという見下された態度をされ(しかもそれが患者にビシビシ伝わるというひどさ)、自分の眼圧の数値を聞いているのに「正常です」の一言で済ませ教えてくれないような医師は信頼できない、というのが私のスタンスです。

ということで、自宅から通える範囲でよさそうな眼科をリサーチし、通う眼科を変えることにしました。

再び視野検査、そして診断、治療開始

そんな経緯もありまして、新しい眼科での初診でした。
初診ですので問診票を書くわけで、そこに思いっきり「他院で緑内障の可能性ありと診断されました」と書きました。ですので、診察をすっ飛ばして、初っ端からその他検査と共に視野検査を行いました。

前回の眼科とは異なり、視能訓練士さんたちもとても親切。
視野検査は非常に疲労度の高い検査というのもあるからか、こちらに気を使ってくださって好感触でした。

先生の説明は丁寧で、安心できました

検査終了後に先生(眼科医)に診察をしてもらい、「左目は緑内障が始まっている」と告げられました。

他院で視野検査をしており、その際にどの部分が欠けた視野だったかは(だいたいですが)事前に伝えました。
そのうえで、今回の視野検査が2回目、しかも欠損部分が重複しているので、緑内障だと断定して問題ないだろうということでした。

続けて緑内障について、私の眼底検査・視野検査の結果を提示しながら、細かく説明してくださいました。
通常の人と私の目のどこがどう違うのか、どうなっていると緑内障と診断されるのか。また、私の場合は眼圧が正常なので「正常眼圧緑内障」であることについても。

そして、緑内障治療で使われる点眼薬の種類とそれらのメリット・デメリット、さらに、私にはまだ必要ないであろう点眼薬以外の治療法も教えてくださいました。

先生はわりと早口でしたが(笑)、わかりやすく説明してくださいましたし、こちらからの質問にも丁寧に答えてくださったので、この眼科で大丈夫と感じました。

処方薬(目薬)と今後のこと

ひとまず、β(ベータ)遮断薬のカテゴリーに属する、ミケランLA点眼液2%という点眼薬を処方されました。

ミケランLA点眼液2%と「私の緑内障日記」の画像

私は正常眼圧緑内障ですが、その”正常”はあくまで一般的にみた”正常”なのであり、私の目にはいまの眼圧は高いという認識になるそうな。なので、行う治療は眼圧の高い緑内障と同じ、眼圧を下げること。

たとえ正常眼圧であっても、緑内障の進行を遅らせるためには、眼圧を下げるしかないそうです。

点眼薬・ミケランLA点眼液2%の効果は24時間継続するそうですが、一番効果が現れる(眼圧が下がる)のが12時間後。
一般的に眼圧が最も高まるのは午前中(寝起き?)だそうで、そこに狙いを定めるのが効果的とのこと。したがって、夕方~夜あたりに点眼するようにと言われました。

私の場合は仕事が終わって帰宅できる時間(18時~20時)あたりに固定して使用していこうと思います。持ち歩いていたら失くしてしまいそうなので、自宅に置いておきたいというのもありますが(笑)。

緑内障治療の点眼薬にはいくつか種類(カテゴリー)があり、効果が高いとされるプロスタグランジン関連薬は、色素沈着、多毛、充血、目のくぼみなどが副作用で、見た目を気にしやすい若年の方にはあまり処方していないとのこと。

全然関係ありませんが、まつげが伸びる薬としてプロスタグランジン関連薬の一種、「ルミガン」を個人輸入などして、まつげ育毛剤の代わりに使用している女性がいる様です。
点眼ではなくまぶた(まつげの生え際)への塗布をして使用しているようですが、本来は緑内障の薬です。万が一の副作用があり得ることを覚えておくべきだと思います。

なお、ルミガンの成分を利用した「まつ毛貧毛症治療薬(グラッシュビスタ外用液剤)」というものも存在しているようです。こちらはちゃんとした処方薬のようなので、まつ毛貧毛症として医療機関を受診すれば、処方してもらえるかもしれません。

さいごに

非常に不安になった緑内障ですが、なってしまったものは仕方がない。極力進行を遅延できるよう、自分なりに努力していこうと思います。

とはいえ思いつくのは、目の負担を減らすこと程度。ひとまずできるのは、

  • ブルーライトカットの眼鏡を買う
  • スマホを見るときは意識的に距離を取る(間近で見ない)
  • 暗い場所でスマホを見ない

あたりでしょうか。
なお、夫もド近眼なので、定期的な眼底検査をしてもらうように伝えようと思います。

▷ 参考サイト:眼底検査の勧め | 鹿児島生協病院

緑内障日記の記入

今回のメモ

受診日:6/7

  • 眼圧:右14mmhg|左14mmhg
  • 次回確認すること
    ・週2回ほどコンタクトレンズの使用(週2回ほど)は大丈夫か。
    ・コンタクトレンズ使用時に注意することは何か
    ・目が乾燥しやすいので市販の目薬を使用しても問題ないか