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着物を「桐のキャスター付き衣装箱」に保管します。無知だからこそ王道にすがる。

着物収納・保管-アイキャッチ
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昨年、実家に置きっ放しになっていた、自分の着物(振袖&喪服 各一式)を自宅に持ち帰りました。

着物の扱いなど全く知らないなりに収納方法を色々検討した結果、やっと決意・決心して「桐の衣装箱」を購入!幸い、GW前に届いたので、先日えいやっとやっつけました。

ということで今回は、わたしの着物収納・保管の話です。

着物の扱いを全く知らず、収納・保管方法に悩む

ハタチになる少し前、祖父母が振袖を購入してくれました。もちろん、成人式のためでした。さらに知らないうちに、振袖も共に誂えてくれておりました。

実家の大きな桐ダンス(母の嫁入り道具)に文字通り幅を効かせ収められていたのですが、母も重荷に思っていたのか、結婚6年目にして、とうとう引き取ってくれと言われました(;’∀’)

https://twitter.com/koruri130/status/955682574684233728

https://twitter.com/koruri130/status/973725686509662211

とはいえ、着物など全く知らず(当然着付けもできない)扱いも分からないため、引き取ってきたところで、どこにどうやって収納するのがベストなのかわからず、長い間悩んでいました。

結果、冒頭で述べました通り「桐の衣装箱」を購入したのですが、一時期は着物用の布ケースも検討していました。

しかし布ケースをウォークインクローゼットの天袋に収納するのでは、ホコリが…とか、頭より上に重いものを置くのは…とか、思考が堂々巡りしたものでした。
本当、扱いがわからないと保管方法の正解も分からず困りますね…。

 

結局「桐の衣装箱(キャスター付き)」に決定

あれこれ検討し、結局は着物保管の王道である「桐」がいいのではという考えに辿り着きました。

購入検討時、確認のためにたとう紙のサイズを測ってみると、なぜか87cmでした。
※調べてみたら、平均的な女性用のたとう紙は83cmで、87cmは背の高い女性や男性用とのこと。

そこで、販売されている衣装箱は90cm幅のものが多い中、余裕をもって収納できるよう、95cmのものを選びました。さらに、振袖と喪服の2種類をまとめてしまいたいので、収納量の多い4段に。なかなかにして大きなサイズの衣装箱です…。

桐衣装箱-全体画像

近づいてみます。角はこんな感じに補強されています。
別店舗では補強のないものもありましたが、補強されている方が丈夫だろうというごく当たり前の考えで、補強ありを選択。

桐衣装箱-拡大画像

お値段相応の桐の感じです。
作りは、素晴らしい!ということも、ひどい!ということもなく、おおむね満足です。

桐衣装箱-拡大画像2

楽天で購入しました。

 

振袖と喪服を収納します

さっそく収納します。

収納するのはこれら(下の画像)。
左側のたとう紙の束が振袖、右の束が喪服です。それ以外は、各々の小物や着付けに必要なものなど。

桐衣装箱に収納するもの一式

 

▼1段目
1段目には、喪服の帯と小物。

喪服の帯と小物を、桐箱に収納した画像

 

▼2段目
2段目には、喪服。

桐箱に喪服を収納した画像

 

▼3段目
3段目には、振袖とその帯。

桐箱に振袖と帯を収納した画像

 

▼4段目(最下段)
最下段は深さがあるので、小物あれこれを。
赤い毬の箱には、着付けに必要な紐的な物や、足袋。その左隣のNBBの袋には、振袖用のファー。その隣は専用肌着?とか色々入ったニットのバッグ。あとは板みたいなのや襟など。(←ほんとに全然わかってない)

桐箱に和装小物を収納した画像

 

衣装箱は、畳コーナーの押し入れに収納

かなり大きな衣装箱ですが、キャスター付きなので移動はラク。そのままコロコロして、畳コーナーの押し入れ下段に収納しました。

写真にはありませんが、振袖用の草履とバッグが入らなかったので、箱のまま衣装箱に乗っけました。

桐の衣装箱を押し入れに収納した画像

 

着物に対する複雑な思い

先に貼り付けたツイートでも書いていますが、実際のところ、着物着ることなんて恐らくほぼない気がするんですよ。まず、振袖はもう着れませんしね(;’∀’)

喪服だって、今や洋装の喪服ですし…。夫が亡くなったときに着るのかもしれないですけれど、どんな葬儀をするかすらわからないし、その頃に果たして和装喪服が一般的なのかどうかすら怪しい。

でも!それでも!!
買ってくれた祖父母とその実子である母を思うと、いまは手放せない…。だからせめて、手厚く保管しようと思うのです。

 

さいごに

今や着る機会などほとんどない着物(それでも振袖は、結婚式などで計4回着た)。その収納・保管に困る人は多いのではないかと思います。

でもやはり、その着物にまつわる思い出があると、相当に高価なものですしパッとは手放せないですよね…。
わたしの場合、振袖は本当に本当に気に入っている柄と色なので、持っていても仕方ないとわかりつつ、どうしようもできないままです。

なにかいい活用法を見出したいものです。

今回は、収納のアイデアとかそんなんでは全然ないですが、”「桐の衣装箱」には、これぐらいの量が納まる”という参考になると、嬉しく思います。